
『地下鉄』
知られざる世界を生きる私たちは、「なんと幸福なことか」。確かではない生活環境にこそ、驚きが満ちている。
出版社 Locus Publishing Company
初版 2001-01
ISBN 9570316519
翻訳言語 中国語繁体字、中国語簡体字、日本語、えいご、スペイン語、タイ語、フランス語、オランダ語、ポーランド語、ロシア語、ベトナム語、スウェーデン語、イタリア語、ドイツ語、ポルトガル語、韓国語


絵本紹介
Overview

地下鉄の入り口で、天使に別れを告げられたあの年から、私は少しずつ目が見えなくなった。

15歳の誕生日を迎えた秋の朝、窓の外は霧雨だった。猫に餌をやり、6時5分に地下鉄に乗った。
ジミーの『地下鉄』を読むと、すてきな香り、音、色の映像が目の前を次々と流れる。
失明した女の子と一緒に、色彩豊かな音色を聴き、音を発する色を見る。
私たちは街の曲がり角で、風がそよぐ木のこずえで、地底への入口で、地下への入口で、空への出口で、この駅から別の駅へ…
約10年前、ジミーは初めて東京の地下鉄に乗り、インスピレーションを受けた。その後、ニューヨークでも何度か地下鉄の駅を行き来し、地下鉄周辺の様子、そして、それぞれの駅が持つ出口の風景に深く心を動かされたことが、物語の始まりとなった。














他言語版の表紙














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