淡水フィッシャーマンズワーフ-ジミーのすべり帽遊具広場

初めて台湾に設立されたジミーの遊具広場。5つの巨大な帽子が重なり、一番上の帽子から長い耳が生えている!子どもたちの自由な想像力が実現。

  • 2021
  • 淡水フィッシャーマンズワーフ

作品紹介

Introduction

淡水フィッシャーマンズワーフにあるジミーのすべり帽遊具広場

2018年の淡海ライトレールにおけるパブリックアートの延長として、2021年、『瞳を閉じて』をテーマとする2つのパブリックアートと遊具広場をフィッシャーマンズワーフに設置。デンマークの企業・モンストラムに遊具広場のデザイン・製作を依頼し、『すべり帽遊具広場 The Hats Slide Playground』と命名した。

初めて台湾に設立されたジミーの遊具広場

モンストラムはデンマークの遊具広場のデザイン企業で、これまでLEGOブロックや著名なゲームである【プラント vs. ゾンビ】等とのコラボを手掛けたことがある。モンストラムは、遊具広場のデザインには、「鮮やかな色、温かみを感じさせる木の素材、ストーリー性」がポイントだと考える。はからずも、これがジミーのテイストと一致したため、双方はすぐに合意に達した。絵本の中の「帽子」や「ギフトボックス」、ならびにジミーの対比関係の概念を、巨大な塔の形と高低が対比された2つのすべり台へと変換。高い所に立ったり、低い所に立ったり、またのぼったり、おりたりと、子どもたちはさまざまな動きで移動し、探索することができる。この場所は初めて台湾に設立されたジミーの遊具広場であり、大人も子どもも遊びながら芸術に親しみ、都市でのひとときを楽しむことができる。遊具は、すべて森林管理の認証を得た木材、無害な水性塗料を使用し、国内外の安全基準を満たしている。

時には一人で 時には仲間と

海景色と夕焼けの名所であるフィッシャーマンズワーフに、ランドマークとなる銅像2体を設置。遊覧船乗り場では、『瞳を閉じて Sometimes Sometimes』の女の子が灯りで埠頭を照らしている。ボードウォークを歩いていくと、海を眺めているもう一人の女の子が見える。風が吹き、雲が流れ、波が揺れる。瞳を閉じて、思いに浸る。ジミーの作品がアート、自然、生活が共鳴する新しいランドマークとなったフィッシャーマンズワーフでは、一人でも、仲間と一緒でも、それぞれ楽しむことができる。

交通:

MRT淡水線紅樹林駅から淡海ライトレールに乗り換え、V26フィッシャーマンズワーフ駅で下車

『瞳を閉じて』
2018 . Oct

『瞳を閉じて』

本書の物語は、淡海ライトレール緑山線全線11駅のパブリックアートと同時に創作が進められた。駅では、本に登場するキャラクターやシーンに出会うことができる。

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