
ジミーの『ハグ』のインスタレーションが紅葉谷に移転
シャトー・デ・シン・ホテル花蓮に設置されていたジミーの『ハグ』のインスタレーションが8月に台東・紅葉谷に移転されます。
- 2024
- 紅葉谷グリーンエネルギー温泉パーク
作品紹介
Introduction

ジミーの『ハグ』のインスタレーションが台東・紅葉谷に移転

ジミーの『ハグ』のインスタレーションは、シャトー・デ・シン・ホテル花蓮に設置されてから十数年が経過し、観光客の楽しい思い出になっています。2024年に花蓮地震が発生し、シャトー・デ・シン・ホテル花蓮は再建されることとなりましたが、この暖かさを続けて届けることをLDC Hotels & Resortsと共同で決めました。同年8月に『ハグ』の主人公である赤毛のライオンと男の子、そして抱き合うピンクの豚、白ウサギ、月、ピンクの象、緑のカエル、アヒルなどのインスタレーションを台東の「紅葉谷グリーンエネルギー温泉パーク」に移転し、東部を訪れる観光客にさらなる喜びを届けたいと思っています。
紅葉谷グリーンエネルギー温泉パークは開業以来、地球を守るという理念を掲げ、持続可能な開発に向けて、地熱エネルギーの多様な利用、水資源のリサイクル活用、地元食材の使用、地元の専門家の育成などに努め、観光客がパークに入るとすぐに人と環境が共生することを実感できるようにしています。ジミーの『ハグ』では、よく巨大化した動物と小さな人間が描かれていますが、これは自然に対する敬虔な思い、そして異なる種の間でも相互依存関係を有していることを伝えるものであり、ちょうど紅葉谷グリーンエネルギー温泉パークの経営理念と一致しています。
空間の設計では、紅葉谷グリーンエネルギー温泉パーク側がインスタレーションをパークの隅々に配置しました。まずはロビーに入ると、壁に掛かっている月と抱き合う女の子が目に入ります。また、ロビーのサステナビリティ本棚の横には、男の子と抱き合うピンクの豚が立っており、本を読む人に静かに寄り添います。さらに温泉プールエリアに入ると、絵本の主人公である赤毛のライオンと男の子がここで出迎え、隅にはシーソーで遊ぶピンクの象、プールの畔にある浮き輪をしているアヒル、抱き合う緑のカエルと抱き合うウサギ。ここを訪れる観光客を暖かく見守っています。





